新NISAに向けて投資方針の整理

投資

こんにちはヒラパパです。

最近、多くの投資系YouTuberや界隈で著名な方達が

「2024年から始まる新NISAの枠は余裕があれば早いこと埋めるのが正解。必要に応じて特定口座を売却して新NISAで同じ商品を保有する」

という趣旨の発信をされています。

これは株式の場合、①投資期間を長期で取れば取るほどリスクが軽減されてプラスの収支に落ち着く可能性が高いこと

②運用するのであれば課税される特定口座ではなくNISAの方が当然リターンが高いことから、

全面的に賛同しています。

ただし、私個人の場合、全ての枠を米国株で埋めてしまうとリスク資産の割合が、リスク許容範囲以上となってしまうため、少し考えてみました。

2021年11月から米国株インデックス投信をコアに投資を始めましたが、

それ以前は日本円へのフルインベストだったので、

3月現在、総資産の7割以上が安全資産(大部分が現金)という状況です。

新NISAを活用しながら、理想の資産配分をちょうど真逆の

安全資産3:リスク資産7にしていきたいと思っています。

現状の整理

  1. 2023年3月現在、資産全体の内安全資産7割(大部分が現金)、リスク資産3割(内2割が米国インデックス)。
  2. 2024年から始まる新NISA制度を活用して米国株インデックス投信に毎年360万円の枠をフルに使い、5年で1800万円分投資する計画。
  3. ただし、1800万円を全て米国株で使い切るとリスク資産が許容範囲を超えてしまう。
  4. 特定口座にある米国株インデックス投信を売却することで安全資産3割は確保できる見込み。
  5. その他に金、新興国インデックス投信、日本株、債券にも投資しているが、新NISAには向かない商品と考えるので特定口座への積立を継続する予定。

2024年以降に実施すること

  1. 2024年〜2028年の内、毎年1回は資産状況をチェックし、リスク資産の比率が7割を超えたら、
    リバランスを実施する。
  2. 複数の証券口座で米国株のインデックス投信に投資をしているが、含み益の小さいものから優先的に売却する。

1については、どうせリスク資産の比率が7割を超えてしまうのだから、

最初から売却しても良いのではとも考えましたが、

安全資産の比率が高い内から、株式資産を売却してさらに安全資産を増やしてしまうのも

おかしな話です。

また、暴落等により株式資産の価値が下がってしまう場合は、売る必要が無くなるかもしれません。

このように考えると、NISAという枠を一旦忘れて、純粋にリバランスの問題であると気付きました。

2については、同じ100万円でも含み益が0円であれば、

税金はかからずに丸々100万円が手元に入りますが、

もし仮に含み益が10万円だとすると、約2割の2万円が税金で引かれて98万円になってしまいます。

また、仮に含み損を抱えている口座があるとして、

それを売却するのは気分的にいいものではありませんが、

個別の商品で見ると損切りだとしても、

資産全体で見た時に売却時に掛かる税金が小さい方を売ったほうが、マイナスをより少なくできます。

まとめ

まとめると非常にシンプルですが下記2点を守っていきます。

  1. 2024年以降毎年資産状況を定期的にチェックし、リスク資産が7割を超えたらリバランスを実施する。
  2. 複数の特定口座で保有している米国株インデックス投信の内、最も含み益の小さい(税の少ない)商品から優先的に売却し現金に変える。

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